モトタビラボ / 通れない道マップ
原付・125ccが通れない道マップ
車種を選ぶと、その車種で通れない道が地図に出ます。警察の交通規制データから二輪・原付を対象とする通行止めを抜き出し、一般道に見えるのに入れない自動車専用道路と、料金所が無く気づかず入りやすい無料の高速道路・バイパスを重ねています。
表示する条件
地図と規制データを読み込んでいます…
- 細い実線 — 自動車専用道路(原付一種・二種は通行できません)
- 太い帯(オレンジ・広域では細い線) — 無料の高速道路・自動車専用道路(国道・県道のバイパスを含む。原付一種・二種は通行できません)
- 太い実線 — 二輪・原付の通行規制
- 太い破線 — 自動車専用道路・高速道路の上にある二輪規制(普通二輪以上のみ既定で表示)
- 太い点線 — 二人乗り通行禁止(一人なら通れます。既定では非表示)
選んだ規制
該当する規制の一覧
地図を操作しなくても読めるよう、上の条件に当てはまる規制を都道府県ごとに並べています。項目を選ぶと、その規制の内訳を「選んだ規制」の欄に出し、地図をその位置へ動かします。
元データに路線名・交差点名は入っていません。そのため位置は緯度経度で示します。理由は下の「使うときの注意」の「位置の表し方」に書いています。
使うときの注意
- 地図は参考です。走るときは現地の標識に従ってください。元データの更新は月1回で、反映はさらに遅れます。地図に無いから通れる、とは限りません。
- 原付一種・二種は、自動車専用道路と高速道路(無料区間を含む)に入れません。地図の青い線とオレンジの帯がそれです。
- 原付一種だけが通れない道も出しています。国道23号(愛知)の「原付・小特・軽車両通行止め」のように、自動車や原付二種は通れる道です。
- 125cc以下が通れない観光有料道路も出しています。伊豆スカイラインや箱根ターンパイクなどは、運営者の定めで原付一種・二種が通れません(赤い線)。運営者の案内などで確かめた15路線だけで、ほかにもある場合があります。
- 載っていない規制があります。元データは警察の交通規制です。道路管理者が行う規制(立体交差やトンネルの原付通行禁止など)は入っていないことがあります。
以下は判定の根拠と細かい注意です。見出しを押すと開きます。
青い線とオレンジの帯
青い線は、一般道に見えるのに自動車専用道路に指定されているバイパスです。青地に白い車の標識(自動車専用)が目印です。
オレンジの帯は、料金所が無く一般道からそのまま入れる、無料の高速道路と国道・県道の自動車専用道路(バイパスなど)です。原付一種・二種を選んだときだけ出し、広域表示では細い線にしています。有料の高速道路(全国で約3.8万区間)は料金所で気づけるので描いていません。インターチェンジの取り付け道路(ランプ)も描いていません。
無料かどうかは OpenStreetMap の料金の登録で判定し、登録が無い区間も含めています。ただし、有料区間に挟まれ、途中にIC・JCT・料金所が無い区間は除いています。料金はICか料金所でしか変わらないので、そこだけ無料ということはあり得ず、登録漏れだからです。そのうえで、有料区間に接する区間はNEXCO・国土交通省・道路会社などの情報で1区間ずつ確かめ、有料と確認できた区間も除いています(2026年9月時点)。確かめきれなかった区間の端などに、有料の部分が少し残っている場合があります。
逆に、OpenStreetMap で有料と登録されていても、無料区間に挟まれ、途中にIC・JCT・料金所が無い区間と、国土交通省などの情報で無料と確認した区間(尾道自動車道、相馬福島道路、九州中央自動車道の小池高山IC付近など)は描いています。有料と登録されたままの無料区間が、まだ残っている場合があります。
OpenStreetMap で自動車専用道路や高速道路と登録されていても、道路管理者の案内や現地の標識で確かめて違っていた道は、青い線とオレンジの帯から外しています(2026年9月時点)。原付一種だけが通行禁止(原付二種は通れる)だった道は、原付一種を選んだときだけ赤い線で出します。国道238号 紋別防雪の新ルート、道央圏連絡道路(千歳〜長沼)、衣浦豊田道路の新林IC付近、牧山道路(石巻市)、第二阪和国道の四ツ池高架橋、国道159号の津幡〜かほく、国道18号の君が代橋です。二輪・原付の規制が無かった道(国道17号の高崎・前橋の高架、金沢市内の国道159号)は外しただけです。
125cc以下が通れない観光有料道路
伊豆スカイラインのような観光有料道路(一般自動車道など)は、運営者の定めや規制で125cc以下の二輪(原付一種・原付二種)が通れません。警察の交通規制データにも、自動車専用道路の登録にも出ないことが多いため、運営者の案内などで確かめた道を赤い線で出しています(2026年9月時点)。道の位置は OpenStreetMap によります。
125cc以下が通れない道: 伊豆スカイライン、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、アネスト岩田 ターンパイク箱根、熱海ビーチライン、湯河原パークウェイ、比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイ、嵐山高雄パークウェイ、伊吹山ドライブウェイ、伊勢志摩スカイライン、白糸ハイランドウェイ、藻岩山観光自動車道、鬼押ハイウェー。白山白川郷ホワイトロードは、排気量にかかわらず二輪が通れません(普通二輪を選んでも出ます)。
奥比叡ドライブウェイは、日曜・祝日・休日は126cc以上の二輪も通れません。この曜日の規制は地図の線には反映していないので、線を選んで「確認」の欄を見てください。
芦有ドライブウェイ、信貴生駒スカイライン、九十九里有料道路、逗葉新道、真鶴道路、指宿スカイラインの山田IC〜谷山ICは、警察の規制データで原付一種・二種が通れない規制がすでに出ているので、重ねて描いていません。指宿スカイラインの鹿児島IC〜山田ICは、有料の高速道路と同じ扱いで描いていません。
125cc以下が入れない法的根拠
高速自動車国道は「自動車による以外の方法により通行してはならない」と定められています(高速自動車国道法 第17条第1項)。自動車専用道路も同じく「自動車による以外の方法により通行してはならない」と定められています(道路法 第48条の11第1項)。
どちらも「自動車」は道路運送車両法の定義によります(高速自動車国道法 第2条第4項、道路法 第2条)。車両法では、二輪の125cc以下は原動機付自転車であって自動車ではありません(車両法 第2条第2項・第3項、同施行規則 第1条)。したがって原付二種も通行できません。
原付一種に出している規制・出していない規制
二輪・自二輪・小型二輪・原付のいずれかが対象の通行止めは、すべて原付一種に出しています。元データの車種欄には都道府県ごとの癖があり、法令の区分どおりに読むと規制が消える例があるためです。埼玉県には、名称が「二輪の自動車・一般原動機付自転車通行止め」なのに車種欄が「自二輪」だけの行が24件あります。福岡県には、125ccや歩行者まで禁じながら50ccだけを通す形の登録があります。表示しない誤りは違反に直結し、表示しすぎる誤りは迂回で済むため、広げる側に倒しています。実際の対象は、線を選ぶと「対象」の欄に出ます。
原付を名指しした規制(全国536件)は、原付一種だけに出します。国道23号の例のように、自動車は通れる道です。原付二種・普通二輪は法令上の自動車なので通れます。
自動車も対象の一般の通行止め(通学路の時間帯規制など。全国560件)は出していません。全車両が対象の通行止めと同じく、二輪・原付に固有の規制ではないためです。
二人乗り通行禁止の扱い
二人乗り通行禁止の区間は、一人なら通れます。「通れない道」と数が混ざらないよう既定では隠し、チェックを入れたときだけ別の線で出します。原付一種には出しません。原付一種はそもそも二人乗りができないためです(道路交通法施行令 第23条第1号)。
規制の名称から判定している行
車種欄に二輪が無いのに、名称が「二輪の自動車・原動機付自転車通行止め」の行が全国に5件あり、名称から二輪の通行止めと判定しています。
逆に「二輪の自動車以外の自動車通行止め」のように、名称に「二輪」を含みながら二輪は通れる規制が491件あります。これらは除いています。
自動車専用道路の上にある規制の扱い
首都高などの規制は、原付一種・二種がそもそも入れない道の上にあります。原付を選んでいるときは既定で隠し、普通二輪以上のときだけ出します。位置の重なりで判定しているため、高架下の一般道の規制を誤って隠している可能性があります。「自動車専用道路の上にある規制も出す」にチェックを入れると出ます。
位置の表し方
元データの「路線名」「始点」「終点」「交差点名」は様式上「任意」の項目で、どの都道府県警も登録していません(この地図の941件すべてが空欄)。そのため位置は緯度経度で示しています。
1件の登録に、離れた複数の区間が区切りなしで入っていることがあります。そのまま結ぶと実在しない道に直線が引かれるため、500m以上離れた点は別の区間として切り離しています。
関連書籍
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バイクの維持費と、自分でやる整備(Kindle版・500円/Kindle Unlimited対象)は、125cc・250cc・400ccの排気量別に、車検・自賠責・税金などの年間費用をまとめています。原付二種と普通二輪のどちらにするかは、通れる道だけでなく、毎年かかる維持費でも変わります。
出典
- 交通規制情報(公益財団法人日本道路交通情報センター)https://www.jartic.or.jp/service/opendata/(2026年7月分・2026年9月25日に取得)を加工して作成
- 自動車専用道路と無料の高速道路の位置は © OpenStreetMap contributors(ODbL)を加工して作成
- 地図の背景は地理院タイル(国土地理院)