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ファミリーバイク特約とは

ファミリーバイク特約は、車(四輪)の自動車保険に付けて、125cc以下の原付を補償する特約です。バイクの保険を別に契約しなくても、家族の車の保険に足す形で入れます。ただし、出ないものもあります。対象になる人とバイク、2つのタイプの違い、使ったときの等級の扱いを、損害保険会社4社の公式情報で確認します。

結論

対象になるバイク

各社とも、対象を125cc以下の原付としています。東京海上日動は、対象の原動機付自転車に「総排気量125cc以下の二輪を含みます」と書いています。つまり、50cc以下の原付一種だけでなく、51〜125ccの原付二種も対象です。126cc以上は原動機付自転車に当たらないので、対象外です。

自分で持っている原付だけでなく、借りた原付を運転している間の事故も対象とする会社があります(三井住友海上・損保ジャパン・あいおいニッセイ同和損保で明記)。

細かい範囲は会社で違います。損保ジャパンは特定小型原動機付自転車(電動キックボードなど)を含め、あいおいニッセイ同和損保は定格出力1.00kW以下の電動の二輪を含めています。東京海上日動は、50cc超125cc以下の側車付二輪を除いています。

補償される人

三井住友海上・損保ジャパン・あいおいニッセイ同和損保は、次の人を挙げています。中心になるのは、四輪の保険証券に「記名被保険者」として書かれている人です。

補償される人
記名被保険者
記名被保険者の配偶者
記名被保険者または配偶者の、同居の親族
記名被保険者または配偶者の、別居の未婚の子

もう1つの特徴は、四輪の保険に付けた年齢条件や運転者の限定が、この特約にはかからないことです。4社とも、条件にかかわらず補償すると書いています。たとえば四輪の保険を「35歳以上」に限定していても、別居の未婚の子が原付に乗るときは補償の対象です。

人身傷害型と自損事故型の違い

4社とも、2つのタイプから選ぶ形です(名前は会社によって少し違います)。違うのは、原付に乗っていた本人のケガの補償です。

人身傷害型自損事故型
相手のいない単独事故補償補償
相手に賠償責任がある事故補償対象外(相手が無保険なら補償する会社もある)
払われ方治療費など、実際にかかった額入院・通院の日数に応じた定額

払われ方の違いは、あいおいニッセイ同和損保の説明によります。自損事故型は、補償する事故を単独事故や無保険車との事故などに絞る分、範囲が狭くなります。

相手にケガをさせたり物を壊したりしたときの賠償は、タイプと別の話です。東京海上日動は、この特約で「法律上の損害賠償責任」を補償すると説明しています。

使うと等級は下がるのか

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、この特約だけを使った事故は「ノーカウント事故」で、翌年度の等級や保険料に影響しないと明記しています。三井住友海上の説明は「事故件数にカウントしません」です。

残りの2社については、今回確認した公式ページに等級の記載がありませんでした。加入している保険会社の約款か、代理店で確認してください。

出ないもの

出ないもの明記している会社
原付そのものの修理代三井住友海上・東京海上日動・損保ジャパン
ロードサービス(故障や事故のときのレッカーなど)東京海上日動・損保ジャパン・あいおいニッセイ同和損保

ロードサービスが対象外になる理由を、あいおいニッセイ同和損保は次のように説明しています。ロードサービスは証券に登録した車が対象で、この特約は補償する原付を1台ずつ特定しないからです。

台数は、三井住友海上が「2台以上所有されていても、まとめて補償します」としています。他社の扱いは約款で確認してください。

バイク単独の保険と比べるとき

この特約の前提は、家族の誰かが四輪の自動車保険に入っていることです。四輪の契約がなければ、付ける先がありません。

比べるときに見落としやすいのは、上の「出ないもの」です。原付の修理代や、出先で動かなくなったときのレッカーを保険でまかないたいなら、その補償があるバイク単独の保険の見積もりも取って並べてください。保険料だけで決めると、必要な補償が抜けることがあります。

出典

各社の公式情報(2026年9月に確認)をもとにしています。補償の内容は会社・商品・契約時期で違い、改定されることもあります。特定の保険会社や商品をすすめるものではありません。実際の補償は、加入している保険の約款や代理店でご確認ください。

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